寺石ゆかさんとは、お互いにコーチ&ロンドンカウンセラーコースの同期生ということもあり、
毎月コーチングをしあっています。
倫理法人会のモーニングセミナーなどの講演で、全国をかけめぐっておられるゆかさん。
セッションの中でもよく、ありがたい話をしてくれます。
それは、倫理法人会で学んで来たことが多く、
『ニューヨークでもあるはずですよ〜』とのこと。
調べてみたら、素敵なディナー&秋吉敏子さんのジャズの演奏付き年次総会があるというので申し込んでみました。
会場もセントラルパークサウスにある名門,アスレチッククラブ。
参加者は、大使ご夫妻,領事ご夫妻はじめ、会社経営者などなど、
ニューヨークの第一線でご活躍されているご立派、かつ、個性的な方々ばかりでとても面白かった!
理事長、丸山敏秋氏による講演『日本のルーツとつながる』もよかったです。
倫理法人会会員6万2千人のトップというお立場でありながら、
まるで先生のようにわかりやすく楽しく話される様子は、親しみを覚えてました。
学ぶということが自然、学びは遊ぶも同様。
そんな環境で育ってこられたのだろうと思いました。
そして、もうすぐ86才になるジャスピアニストの秋吉敏子さんが、すてきでした。
スキッと伸びた背筋、
明確な言葉と記憶。
皇后さまの前で弾いた時のお話や、
広島の原爆の写真集を渡されて曲を書いて欲しいと言われた時の苦悩などなど、
人生経験に基づいたエピソードも深かったです。
「ラジオで流れて来た時に、ああ、この人の演奏ね。とわかるようでありたい」
とおっしゃるように、
一旦弾きだすとリズムに乗って唸りだし、
静かな曲は、どこまでも優しい音色で。
聴く人の心を癒します。
「希望」という曲は、先ほどの原爆の写真の中に1枚だけ地下室にいて助かった女の人の微笑んだ写真があり、
これなら書けると思って作った思い入れのある曲だそうです。
以来、コンサートのエンディングは、この曲と決めているそうです。
しみじみと語るピアノの音に、静かに目を閉じて聴き入る人が多くみられました。
ユーチューブで娘さんの歌う『希望』を見つけました。
平和への祈りを込めて、新たなるスタンダードナンバーの誕生。
反戦、反原爆への一貫したテーマの中、広島から世界平和を祈念して制作された「HOPE」に 日本を代表する天才詩人”谷川俊太郎”氏が詩を書き下ろした名曲です。
この名曲を秋吉敏子の愛娘でありシンガーでもある”Monday 満ちる”が歌唱
この日は、主要メンバーのご紹介、講話,演奏,ボリュームあるワインとお食事、お土産、じゃんけん大会でプレゼントが当たるなど、
まるでクリスマス会のように盛りだくさん!
写真のピアノの後ろの白いお着物姿の方が、すべてを仕切るニューヨーク倫理友の会理事長のリンゼイ芥川笑子さん。
サロンの女主人のように華やかです。
黒柳徹子×デビ夫人のような、強烈な磁力を持つ、個性的で楽しい方でした。
私もリンゼイさんの魅力に引寄せられたのかしら。。。
メンバーのお申し込みをしました。
次回のお集まり、楽しみです。