音大生のとき、まだボーイフレンドだった夫が発表会に素晴らしいバラの花束を贈ってくれたことがあったっけ!
先生がご自分に届いたのと勘違いされて「これ、あなたによ」て持ってきてくださったのだけれどあまりの豪華さで恥ずかしかったな!
私も若く美しかった頃は、男の子達が花束を持って押しかけてきたっけ。懐かしいな〜
おっといけない!正確には数名です。
さて、バレンタインのバラを見てハルカのサマーキャンプの話を思い出しました。
チョート・ローズマリーのサマーキャンプは、世界中から高校生が学力を高めるためにやってくるハードなお勉強キャンプです。
最終日のこと。
ハルカのフランス人の女の子の部屋の前に黒い巨大ゴミ袋が置かれていたそうです。しかも彼女の名前のタグがついている。。。
「やだ!ちょっと何、これ〜」
むっとして中を開けたら〜
中には、数え切れないほどのバラがぎっしりと入れられ、美しい自筆のカードがそえられている。
しかも、贈り主は、なんとキャンプで1番人気のかっこいいイタリア人の男の子!
「やっぱ、イタリア人はやることが違うねェ〜。で、どうだった?フランス人の女の子の反応は?」
「もう、泣いて喜んでたよ!信じられないって。みんな友達も感動してた」
「しかし、あの田舎でどうやって、バラを調達したんだろう?お花屋さんなんて1軒もないよねェ〜」
「もうッ!お母さんたら!そんなのインターネットで注文するに決まってるじゃない」
「・・・・・・(時代が違う)・・・・」
「まねしてもう1人のイタリア人の男の子もハルカの友達に告白したんだけど、だめだった。まねだから」
「そうか。厳しいのぅ」
女性の心をノックアウトするのは難しいようですね。