結婚してから、13回目のお引っ越し。
慣れているとはいえ、毎回かなりのエネルギーを使います。
今回は、マンハッタンのアパートを引き上げるために戻ってきました。
今日は、本と資料の整理を完了。
気分転換にMOMAの美術館へ。
おなじみの印象派の作品から、
60年代の作品を鑑賞しました。
ふと気になった絵画は、私の心を映し出すようでした。
瞳を曇らすことなく生きていこう!
人生は軽やかに楽しく笑い声をあげて、踊るように!
何にも恐れることなく、深い眠りは叡智の源とつながり、私を呼び起こします。
時間を経ても新しく感じられるようなもの、サプライズを産み出したい。
美術館のテラスから中庭を眺めて。
自分の人生を振り返り、
本当にしたいこと、
自分が貢献できる場を見つめ直した4ヶ月間でした。
北鎌倉の家が出来上がり、
3年間すべてのエネルギーと時間を使って関わって来たマザーズコーチのNYの講師が認定された、
このタイミングでの本帰国を考えると、
私はマザーズコーチのタネを蒔いて、
お育てするためにロンドンからやってきたのだと
思わざるを得ません。
後のことは、信頼できる素晴らしい新講師陣にお任せして、
私は次のミッションを歩むことにしました。
強く惹かれるのは、
コーチングとカウンセリングを基本からじっくりと身につくまで、
2年位の時間をかけて、責任を持ってお教えしたいということ。
そして、学んだことを100%お仕事や実生活に取り入れていただき、
結果を出すところまでおつきあいさせていただきたいということです。
私は、コーチングとカウンセリングは、芸術だと思っています。
とても奥が深く、
その深淵にふれるたびに、
私の学ぶ意欲はふくれあがります。
その根底には、自ら試してみて良かったことを教えたいという気持ちが強くあります。
また、海外生活が長いせいか、
私にはいろいろな価値観を受け入れる筋力のようなもの、
且つ、現状に対して少し冷静にものを見る目が育っています。
そこに13年間の私のコーチとしての経験と7年半のカウンセラー、セラピストとしての経験をプラスして、
2年ぐらいかけて、ワンランク上を目指す方をお育てしたいなあと思っています。
対象は、プロの意識を持ってお仕事をされている方、
または、準備中の方です。
私は本物に憧れるし、
この年になると、本物を育てたいって思うんですよね。
50才半ばにして、
新たに飛び立とうとする自分を信じる気持ちが固まり、
とても落ち着いています。
最後の1ヶ月は、なるべく家族の時間と一人の時間を優先して、
新しいプログラム作りに集中したいと思っています。