Riezm Academy

ロンドン・町のコンペティション

今日は、グレイスとケンジ君、グレイスのロンドン時代のお友達とランチをご一緒しました。
場所は、新橋・赤レンガ通りにある「錦食伝説」。
香港から来たシェフが作るお料理は、安くて美味しい!(スープ・2品・ご飯・デザートで1000円以内)
一口食べて、「これは、香港の味だ〜」懐かしい思いで胸が一杯になります。
「そうでしょう!」グレイスもちょっと得意そう。。

今日は、ロンドンのお話がたっぷり聞けます。
特に、音楽情報は楽しみでした。

印象的だったのは、ロンドンの町で行われる、ごく普通のコンペティションの話です。
いろいろな子が自分の目的に合わせて受けるので、楽譜を見ながらのチャレンジする子もいれば、試験の準備の子、発表会代わりの子もいます。
グレードと先生の手書きのコメントがいただけるまでは、ピティナのステップと同じです。
でも、100点中何点といった点数の他、先生が1人1人、演奏の良い所と悪い所を言って下さるそうです。
みんなの前で誉められることはとても嬉しいことですし、人の直すべきところを聞くのは大変勉強になるだろうと思いました。
試験官の先生の手間はかかるだろうけれど、なにか暖かいものを感じました。

また、メニューイン音楽院では、上級生が、下級生の練習を見てあげるというシステムがあるそうです。
自分の見た子が上手になると、先生から「あなたは、指導が上手ね」と誉められることもあり、大変光栄だそうです。
自分が上手くなるだけでなく、ティーンエイジャーのうちから後輩の面倒を見て育てる喜びを知るというのは素晴らしいことだなと思いました。
自分も先輩から教わり、後輩へとつないでいく、さすが伝統の国イギリスですね。