コーチになって6年の集大成ともいえる口述試験を先ほど終えました。
目指したMCCの山は限りなく高く、コーチングの技術に加えて、人間性の高さと器の広さを問われます。
MCCコーチは、個性的です。
そして、見抜く力、広い視野、それを伝える冷静で温かい力と深く豊かな人間性を持っています。
MCCコーチングを二人のコーチから受けて、その素晴らしさを実感し、それを知れば知るほど、テクニカルなコーチングで妙な自信を持っていた自分が恥ずかしくなりました。
半年間、どうしたら良いのかわからなくなって迷い続けました。
コーチは答えはくれません。
中でも、自分になじんだ価値や思い込み(ポジティブ=良いこと)をしっかり見つめて、それとオサラバするのは、すごく苦しかった。
でも、森&谷のダブルコーチに揺さぶられて、蹴っとばされて、ジリジリとあぶられて、温められて、やっと新しい価値(ネガティブも良いこと、大切なこと)を手に入れました。
その間、私は、萎縮したり暴走したりの繰り返し。
本当に手のかかるクライアントでした。
今思うと、両コーチが本気で向き合ってくれたからこそ、古い価値の境界線を越えることが出来たのだと思います。
器が1cm大きくなりました。
私は、6年間で120時間以上のセッションをコーチから受けてきました。
そして、5000回以上のセッションをクライアントにしてきました。
これからもその道はずっと続いていくでしょう・・・
試験を受け終わった今、道の過程で学んだことすべてが私の成長につながっていると実感しています。
支えてくれた皆さまに、手を合わせたいようなありがたい気持ちで胸がいっぱいになっています。
高い山を目指したからこそ、出会た感情です。
今の自分に似合うのは、庭の薔薇の花束!
さあ、もっと上質なコーチングを提供できるコーチを目指して、また新たな気持ちで歩き出します。