昨日は、月に一度のしつらいのお稽古で、
逗子の秋谷に行ってきました。
嬉しいお供は、銀座コーチングスクールの講師であり、
小笠原流礼法の資格を持つ、クライアントの木村伊澄さん。
伊澄さんには、七夕のワークショップに続き、
9月8日に青木山荘で重陽の節句のワークショップもしていただきます。
和の世界を愛する私たち、
いざ秋谷へ!
お盆にちなんで、
和歌山から取り寄せたという
邪気を払う高野槙の緑が清々しく活けられています。
実は、私の実家では、
お盆のお支度をしたことがなく、
お仏壇があって、手を合わせたり、
ご先祖様と心を合わせることは、あまりありませんでした。
・・・ですから、密かに憧れていた
ご先祖様をお迎えするこの行事。
もう、明日からNYに行くので、
たった1日しか飾れないというのに、
ウキウキと出かけていきました。
迎え火と送り火。
松の木に火を灯し、精霊をお迎えします。
そして、真菰を束ねて船を作り、
笹、ハスの花、果物、禊萩の花などを乗せて飾ります。
並べる材料を見ているだけでも、
心が落ち着きます。
きゅうりで馬、
ナスで牛、
ミョウガで鳥を作ります。
精霊馬の完成!
今では、お花屋さんやスーパーでキットも売られているけれど、
こうやって山や八百屋さんで材料を整えて、
命を思いながら準備を整えるのも、
良いですね・・
とっても素敵な船の出来上がりです。
先生の手作りのビワの葉茶と、
日影茶屋の冷たい和菓子。
笹の葉が清々しく、
日本人に生まれてよかったと思える瞬間です。
青木山荘もお盆のお支度完了です。