Riezm Academy

境界線を引くということ

境界線を引くということ

5月からマザーズコーチ・ジャパンのファンデーション・プログラムをスタートしようと準備を進めています。

すでに参加ご希望の方もいらっしゃるから、あともう少し人数を増やして、少人数でじっくりやりたいな!

・・・と思っていたら、日系新聞の営業の方が来て、広告を出しませんか?とのお話し。

 

式部会の活動も活発になってきて、「もっと多くの方の知っていただきたいという思い」と、

「参加者募集は各先生にお任せする」と自分の中で決めたこと。

その狭間で、少し心が揺れました。

 

でも、私はファンデーションの講座をするのです。

ファンデーションの高い人は、揺れません。

そこで、境界線のことを思い出しました。

境界線をひいて、相手を尊重しつつ、自分も大切にする生き方。

お互い自己責任で生きていく生き方。

それが1番、気持ちがいいッ

 

すっきりして、ハルカと近所のCafeにランチにいきました。

境界線を引くということ

初夏のような日差しの下で食べる焼きたてのパニーニと洋梨・ブルーチーズ・くるみのサラダ、白ワインの美味しいこと!

そこでハルカがこんなことを言ってくれました。

「お母さんは、お母さんの存在そのものが、広告だから、広告はいらないんだよ」って。

ああ、生き方そのものが広告か〜

思わず、空を仰ぎました。

 

夜は一人で往年のピアニストの映画を見に行きました。

Great Pianists of the 20th Centuryの2本立て。

ブレンデルのシューベルトソナタのレクチャーとリストの演奏。

ルービンシュタインのショパン。

 

すごい迫力!スケールの大きさ!愕然としました・・・

確立した個性を持っていたら、

自己基盤がしっかりしたら、

広告なんていらないんだ!

素晴らしいものは、クチコミで広がるはず。

 

コツコツと、誠実に、広げていくのが私流。

改めて気づかされました。

帰り道は春の嵐。

すごい雷と雨だったけれど、なんだか気持ちがすっきりして(良い演奏を聴いたときはいつもそう)

傘を投げ捨てて歩きたいほどでした。

 

今日は写経の日。

茶も用意したし、お掃除完了。

これが私の仕事。

そして、私は私のクライアントさんや講座の参加者に集中しよう!

 

さて、今から午前中のNYフィルのリハーサルに行ってきま〜す。

心のお掃除が続きます。