ボストンから帰国して、翌日から大阪でステップの審査です。
今回は130名以上の演奏を渡部由記子先生を始め、静岡の中村先生と名古屋の栗木先生と私、4人のローテーションでこなします。
実は、東京のステップの連絡会でコーチングのお話をさせていただいた時、渡辺先生が、静かに、でも熱く真剣にロールプレイをしてくださっている姿を見て、こんなに綺麗な先生にこんな事をしていただいて罰が当たらないだろうか。。。とちょっと心配していました。
渡辺先生といえば、エレガントでおしゃれ。魅力溢れる素敵な先生なのです。
ロールプレイの1つ目は、生徒を批判する。意見を押し付ける。「がっかりした」「情けない」「もう、だめだ」などやる気をなくすような事をわざと言う悪い先生役と言われっぱなしの生徒役に分かれ、それぞれどのような気持ちが沸きあがるか観察して頂きました。
その次には、コーチングのテクニックを使って、先生は答えを言わずに生徒の気持ちを引き出すロールプレイもやってみました。
短い時間で、先生方に演技して頂くのは、戸惑われたのではないかなと心配だったのですが、渡辺先生は「とても楽しかったヮ!」と興味を持ってくださったようす。
そして、もっと深く知りたいとおっしゃってくださいました。
先生ほどの方が?と思いますが、新しい物に好奇心があってコミュニケーション能力をさらに高めたいと思う姿勢に頭が下がりました。
もっともっと、勉強して最先端の情報をお伝えできるようになりたいです。
さて、堺のステップでは、沢山の可愛らしい演奏を聴き、聞き応えのある演奏に耳を傾け、長時間にもかかわらず楽しく過ごしました。
翌日は、堺の銘菓「かん袋」という秀吉の時代から670年も続いた老舗にくるみ餅を買いに行くという中村先生にくっついて栗木先生と3人でタクシーでお店に向かいました。
壷に入ったくるみ餅を是非購入したいと思っていたのに、朝から機械が壊れて残念!
店内で食べる事も持ち帰りも出来ませんでした。
店内では、カキ氷&くるみ餅という想像しただけでもほっぺたの落っこちそうなメニューもあります。
でもそれにありつけるのは時間のある中村先生だけです。
がっくりしている私達を見て、突如、中村先生が宅急便で送ってもらう事を思いつきました。
「そうだ!その手がある!」
わざわざ来た甲斐がありました。
くるみ餅が着いたら、おいしいお茶を点てていただくのが楽しみです。