竹島さんは、自作自演の曲を国内外で発表、芸大では打楽器を専攻し現在、N響、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして、また洗足学園大で教える傍ら、ピアニスト、作編曲家として幅広く活動しています。
実は彼が「大学では、打楽器を専攻したい。でも将来打楽器で食べていくかどうかはわからない」と言っているらしいと聞いたときは、「ううむ。そんな甘い考えで大丈夫か。。。」と唸ってしまいました。打楽器といえば、面白そうだけれど、オーケストラでも地味な存在。
彼は、いつも中心で輝いているタイプだったからです。
でもそんな彼と15年ぶりに偶然再会したのは、あるコンサートでの事。
「このシンバル、すごく上手いな。」感心してプログラムに目をやると、なんと竹島さんの名前が!
ビックリすると同時に感動してしまいました。
オーケストラを支えつつ主張のある演奏だったのです。
思えば、彼の小学生時代もカウベル1発たたくのに命かけていたっけな。
マラカスがない時は、とっさに鈴を両手で握り締めて音を押さえてマラカス代わりに使う知恵も持ち合わせていました。
やはり、打楽器奏者は、天職なのかもしてません。
8歳だった悟史君も今や29歳。
堂々として、この人と仕事を一緒にしてみたいと思わせるようなオーラが出ています。
今後の活躍を注目しています。
2005/3/26
三鷹市芸術文化会館
自作自演のコンチェルト(今曲を書き上げ中)
2005/4/25(月)
神谷百子、竹島悟史デュオコンサート 洗足学園前田ホール