Riezm Academy

春です。黒猫ベルもチャレンジ成功!

白銀の世界、蓼科から春爛漫の鎌倉へ帰ってきました。3日前には蕾だった木蓮も100個位白い花を咲かせています。厚みのある花びらは天に向かってバンザイしているようです。

春です。黒猫ベルもチャレンジ成功!
ChristianGeorg / Pixabay

あまりにも良いお天気だったので、天園ハイキングコースを歩くことにしました。
このコースは、我が家のすぐ先から建長寺の山頂を通り、瑞泉寺までのコース。
森の木立を抜ける結構ハードな2時間半コースです。
今日の主役、我が家のベルは、NYの動物保護教会でもらってきたハーレム生まれの8歳のメス猫。
真っ黒で、気まぐれ。餌の欲しい時にしか擦り寄ってきません。
NYではりすを追いかける野生児だったのですが、帰国してからはお昼寝専門の怠け猫になってしまっていました。せいぜいついてきても門の前までです。

そんなベルが今日に限って、てくてくと坂を上ってついてきます。
「迷子になっちゃうよ〜」と言いながらも声をかけるとどこまでもついてきます。
道行くハイカーの人たちからも「猫のお散歩珍しいですね〜」
「犬かと思ったら猫だったのね」と言われつつ、森の中の笹の小道をついて来ます。
そしてついに建長寺の上の半僧坊の所までついてきたのです。
あのわがままなベルが、私たちをひたすら信じてついてきたなんて信じられない思いです。
半僧坊の見晴台では、一休みしている人たちから「これ、カラス猫」「クロネコヤマト」と声をかけられちょっとした人気者。私も「家からついてきちゃったんです〜」と鼻を高くして宣伝するのを忘れません。
でも、ここまで来ると、かえって無事ついて帰れるかが心配になってきます。
片道だけで40分位かかったでしょうか。。。
夫は、猫に甘く「よしよし、抱っこか」なんて言い出す始末。
途中抱っこもしましたが、頂上で立派なウンチもして、ベルも無事家まで戻ることが出来ました。
今思い出しても、よくつてきたなと信じられない思いです。途中で挫折せずゴールを一緒に達成できた事は、嬉しい気持ちで一杯です。
猫にまでコーチングをして感動している私はヘンだな〜と可笑しくなってしまいます。
あ、でもそういえば、共育コーチング研究会の長谷川コーチも犬にコーチしていたっけ。。。