よく、「子供は褒めて育てろ」って言います。
でも、コーチングを学び始めてから無理に褒めてはいけないと思うようになりました。
「承認」これ1発で効きます。
例えば、お子さんが一生懸命練習していたのに発表会で大失敗をしてしまったとします。
その時何と言って上げますか?
1.大丈夫。ちゃんと弾けてたよ。気にしない。気にしない。
2.あ〜あ。やっちゃった。もう、ママ知らないからね!
3.頑張ったね。あんなに練習してた事、ママはちゃんとわかってる。
以前の私だったら気分によって1番か2番。
でも、コーチングを勉強した私は3番です。
頑張ってたんです。本当に。
本番も 逃げずに泣かずに必死で切り抜けた我が子。
それなのにその結果を1人で受け止めなければなりません。
そんな時の親からの言葉かけは、落ち込み時間を短くして、気持ちを変えて楽しくピアノへ向かう為にも大切なのです。
1番の言葉は、無理して慰めている感じがします。よりよい演奏を目指していた子供にとって嬉し
いわけがありません。私の気持ち、わかっていない!と思うでしょう。
2番の言葉は、恥をかかされた、悔しいという親の気持ちが、ストレートに伝わってきます。
八つ当たりされた子供は、すぐピアノに向かいもっと練習するかもしれませんが、心の中は悲しい気持ちで一杯です。
3番は、承認の言葉です。褒めもせず、怒りもせず、ただ事実だけを心をこめて言います。
そこで、その子の強みを言ってあげられたらさらに良いでしょう。
いつまでもくよくよと気にしていたら・・・結果を大切に考えるのが良いところだね。
感じていないように見えたら・・・人に悔しさを見せないってかっこいいね。
1番、2番、3番の言葉を言っている時の自分の顔つきを思い浮かべると成りたい自分が見えて来る筈。
どうぞ、ここぞという時に 承認の大切さを思い出してくださいね。
大人でも、だた、ただ、うなずいて話を聞いてもらえると嬉しいものですものね!