木下着物研究所の木下ご夫妻のお茶会にご招待いただきました。
生憎の雨。
憧れの黒マントを着込んだマロさんと、
京都の野村先生からいただいた、
お母様のお着物を着込んだ私。
品川駅構内のカフェで一息ついて出発です。
高輪の閑静な住宅街にひっそりと佇む日本家屋・・・
引き戸を開けると、暖かいお部屋にお香の香りが立ち込めています。
うわ〜〜
本格的なお茶会だ!
こんな時、
私もお茶の嗜みがあれば、言い訳せずにすんなりと入っていけるのに・・・
いつも軽い後悔が胸をかすめます。
でも、お茶の世界の奥の深さに、
入門するには腰が引けてしまう私。
くぅ〜
コーチングならば、どこまでも獣道を走れるのになぁ・・・
でも、明るくて軽やかな奥様の紅子さん、
さりげなく優しく教えてくれる圭子さんやマロさん。
フランス人でもここまでかっこよく、楽しまれているピエールさんの
おかげで、知らない世界を楽しむ事ができます。
皆さんは、NYの裏千家のお仲間。
一方、木下さんは武家の流れを組む三斎流。
無駄のない洗練された所作も美しく、
御心のこもった美味しいお茶をいただきました。
さらに、場所を移して、高輪の古い地図を見せていただいたり、
好きなお茶やお茶碗を選べる、茶Bar『木下』の開店です。
和やかにお茶の時間を楽しみ、
器を見せていただいたり、
お茶の世界のお話を伺ったり。
しつらいの広田先生もそうだけれど、
丁寧に暮らしている人には、憧れる・・・
せっかく日本人に生まれたのですもの。
来年は、私もできるところから、少しずつ取り入れていきます。