質問はコーチングスキルの中で、もっとも効果のあるスキル。
優秀なコーチの創りだす質問は、レーザーのように鋭かったり、思いがけない方向から飛んできたりして、私たちに気づきを起こさせてくれます。
それは、時には芸術的でさえあります。
さてさて、ハタ楽器の先生方。
今回は、どのような学びがあったのでしょうか・・・
木下コーチからの報告です。
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「やる気」は本人の内側から起こってくるものですが、その根を大切に育てる外側からの環境づくりは大切です。
「やる気」を起こしやすい仕組みとして、質問するという言葉がけが今日のテーマです。
今日の質問は情報を求めることや、確認するためのものというより、相手のための質問、相手が考えて答えを見つけに行くための質問です。
相手に答えをゆだねて、問いかけていくことは「認められている」「できるかもしれない」「自分で決めて動く」というやる気にかかわってきます。
効果的な質問と効果的でない質問を事例で紹介。
長崎コーチに日頃、レッスン室でどのようなタイミングで、どのような質問をしているのかインタビューしました。具体的で説得力のある事例でした。
4グループに分かれ、練習帳を使い質問を作るエクササイズをしました。
レッスン室でよくある事例にもとづき、・未来を予測する質問・現状を把握する質問・数値化する質問・優先順位を整理する質問 をディスカッションして最後に発表していただきました。
それぞれのタイプによって質問も使い分けるというところは、次回の「コミュニケーションのタイプ分け」で扱っていきます。