セミナーの合間に、新しい仕事の打ち合わせ。
その他の時間は、MCCの受験の準備をコツコツとしています。
録音セッションを提出するのですが、気力、体力、集中力のバランスが取れていないと良いものが取れないので、日々のバランスには気を使っています。
その合間に、懐かしい友達と会ったり、妹と初めての1泊旅行したり、
コーチングの勉強会に出かけたりと刺激も適度に加えます。
そんな中、国立音大のピアノ科のクラスメイトでもある小原孝さん出演する中島啓江さんの「夢で逢いましょう」のコンサートへ行ってきました。
そして、刺繍作家のお友だち、79歳のおトシさんも誘いました。
おトシさんとは、家族で山中湖のペンションモーツアルトに行ったときに知りあっていらい、帰国するたびに遊んでもらっています。
この日の出演は、中島啓江さん。
歌声とあたたかい人柄にファンがいっぱいです。
ゲストの天満敦子さんの天真爛漫さと豊かな音楽、繊細で心に寄り添う美しいピアノを奏でる小原孝さんが自然で心地いい・・・そんなコンサートは、50代から70代のお客さまでいっぱいです。
完全にリラックスして楽しんでいたら、後半の永六輔さんの「卒業写真」「女ひとり」「見上げてごらん夜の空を」を聞いて、おトシさんは泣き出してしまいました。
実は、永さんの病気療養のことを心配するおトシさんは、永さんの御親戚でもあります。
でも、かつて永六輔が作った素晴らしい歌の数々が、中島さんの歌声で会場に感動の渦を呼びおこす、まさにその場に立ち会って、胸がいっぱいになってしまったのです。
ありがたい・・
ありがたい・・・・
といつまでも涙をふいていました。
でも、そのおトシさん。
すごいです。
夏から、単身ウィーンに居住して3年後の83歳に銀座の和光で発表する作品を作るのだそうです。
知り合いもいないウィーンで・・
もうテーマも決まっており、その目は怖いほど光っていました。
ああ、尊敬します。