ロンドン時代のクライアントのお二人とランチ!
当時まだ、ロイヤルアカデミーの大学生だった加納裕生野さんと、
同じくロイヤルアカデミーの大学院生だった朝岡さやかさん。
もうあれの時から、10年近く経っているかしら・・・
当時の私は、ロンドンの自宅で、アーティスト・コーチングサロンと名付けて、
留学生や研究者、ビジネスマンに向けて、
学んだばかりのコーチングのノウハウをレクチャーしていました。
その時の懐かしい写真とレポートはこちら。
そして、こんな風に、仲間の前で演奏して、フィードバックをもらうということもやっていたっけ。
さやかさんのご主人、当時ロンドンで緑内障の研究をされていた朝岡医師と重野姉妹も写真に写っています!
遠く日本から離れ頑張っている彼女たちにジャンルを超えた仲間を作って欲しい・・・
母親がわりに勇気付け、美味しいものでパワーアップしてもらおうと
5ポンドで開催していたアーティストコーチングサロンですが、
最初は、思いついたアイデアをどうやって形にしたら良いのかと模索していた時のブログが残っています。
思えば、私の転勤人生、立ち上げの苦労ばかりだったけど、
さやかさん、裕生野さん、友歌さん3人揃って、首席で(無事!?)ご卒業できたのは、
コーチとしての私の誇りです。
時は流れて・・・
今や、朝岡さやかさんは3人のお子様のママとして、
作曲家として映画音楽やCMの曲を作ったり、
ピアノ学習者のための1分間でできる練習曲を作ったり。
クラシックのピアニストとしてコンサート活動されています。
そして、新たに創作を楽しみながらピアノを学ぶピアノ教室「STUDIOぴあのそら千石茗荷谷」を立ち上げました。
加納裕生野さんは、ご主人の留学に付き添って、小さなお子さん2人を連れて1年間サンディエゴでの生活を
楽しんで帰国したばかり。
手のかかる赤ちゃんとの日々の中でも、ピアノ教育対しては並並ならぬ情熱を持っていて、
新しいことを始めようと「りえずむ塾」に入って動き出すところ。
この日集まったのは、
裕生野さんお帰りなさいと、
ピアノ指導にどのように作曲を取り入れたら良いか、
子供の時にヤマハの専門コースで自作曲を作っていた裕生野さんと、
専門コースの講師だった私が集まって語るランチ会。
裕生野さんオススメの溝の口のレストラン!
うわ〜
デジャブ・・・
さやかさんの大好きなムール貝が出てきました!
ロンドンでは、
極限まで頑張った時、
辛い時、
白ワインとムール貝を食べたよね。
ああ、懐かしい専門コースの講師時代のお話。
優秀な生徒に恵まれ、あれよあれよと出世街道を登っていった私。
生徒の作った曲が選出され、ヤマハのテキストに掲載され、全国の子供達が演奏する曲に・・・
また、国連や海外で自作曲を演奏する機会にも恵まれました。
とにかく必死で朝も晩もないような忙しさだったけれど、
アイデアは溢れ出て、子供達はどんどん上手になり、それが認められていき、毎日が輝いていました。
・・・このまま私は、ピアノ教師を極めていくのかと思っていたけれど、
43才でコーチングに出会い、新たな道を進むうち、
50才でNYに移ってからは完全にコーチへとシフトしました。
15年経って振り返ってみると、
やっぱりそれで良かったと思います。
10年かけて得た国際コーチMCCの資格。
多分、いいえ、コーチとして今の私にできる最高のセッションができる自信があります。
最前線で胸を張り、
コーチングの素晴らしさ、奥深さ、しなやかさを伝えていきたい。
そして後輩のコーチたちに、
『これがコーチ』なんですよ。というあるべき姿をしっかりと見せて、
迷った人がついてこれるように、
厳しさと愛を持ったコーチとして歩んでいきます。