この夏は、思いがけないことがいろいろありました。
私だけじゃなくって、私の周りの人達にも人生にそう何度も起こるはずのないことが
次々に起きて、まるで荒波に揉まれているようでした。
だから、自分の軸をキープするのがなかなか大変だったけれど、
天風先生の『怒らず・恐れず・悲しまず』の教えを大切にして『真・善・美』の精神で
良きところに目を向けて、気持ちが重くならないように努めました。
海の見える仕事場探しも、湘南を中心に回って今日で3回目。
5件のお部屋を見て、だんだんと見る目も養われてきました。
私に必要なのは、海がどーんと見える小さな秘密基地。
この物件は、部屋数が多く使わない部屋が出てしまうのがもったいないけれど
今までのなかではベストかな?
オーシャンビューもなかなかいい感じです。
物件見学の後は、足を伸ばして
前から1度、訪れてみたかった県立大磯城山公園と吉田茂邸へと向かいました。
富士山、箱根、湘南の海を見下ろす山の頂上に建てられた三井財閥当主の別邸にあったという茶室「如庵」は
山の中腹に「城山庵」として移築され、現在も見学することができます。
休憩所で、冷たいお抹茶と生菓子で、ホット一息。
さあ、今度は道路を挟んだ先にある吉田茂邸へ。
大磯は、政界の奥座敷と言われるほど明治政界の別邸や屋敷が築かれた所。
葉山や鵠沼、茅ヶ崎とはまた少し違った趣がありました。
戦後を代表する内閣総理大臣吉田茂と並んで、ちょっとおすまし。
宮大工に作らせたという檜の香り高いお風呂に入って。
エンヤートットと船を漕ぐマロさん。
お風呂は意外と小さくてすっぽりと入ってしまいそう・・・
モダンで明るい吉田茂邸とその和風庭園、そして吉田茂が愛したバラ園。
見応えあります。
「ピース」という名のバラが一輪咲いていました。
そっと香りを嗅いだら泣きそうになりました。
本当に、平和な社会を望みます。
争いの心のない穏やかで優しさのなかで暮らしたい。
吉田茂の愛したお客様の井上蒲鉾店のはんぺんも買いました。
帰りの空に彩雲が・・
今日は、神さまのお使いと言われる4枚羽の黒いトンボや黄色の蝶々をたくさん見ました。
なにか良いことあるといいな・・・