今日は、友人のピエールさん&ケイコさんご夫婦をお誘いして、
葉山文化園で行われる広田千悦子先生のお稽古に伺いました。
葉山文化園は、隈研吾氏の設計のモダンで落ち着く会員制のサロン。
普段は入れないけれど、この日は葉山芸術祭特別企画ということで、お邪魔することができました。
中には、広田先生のシンプルで洗練された12ヶ月のしつらいが展示されていて、
ため息が出るほどの美しさ。
ひとつひとつの説明が、とても丁寧に書かれた資料もいただきました。
そして、端午の節句の意味や、薬玉についての意味や
歴史を学んだあとは、いよいよ薬玉(くすだま)作りです。
薬玉は、古代中国から伝わり、
長寿を祈り、邪気を払うためのもので、菖蒲の葉に糸を垂らし季節の花を飾ります。
薬玉については、続日本後記や枕草子にも書かれているとのこと。
写真は、薬玉を持つ広田先生。いつもお着物姿が素敵。
そして、葉山文化園の塾長補佐のマダムの美しさにもうっとり・・・
エレガントなそのお姿は
あ!見たことある!
資生堂のCMや婦人雑誌の表紙に出ていらした方だ!
ピエールさんご夫婦にも、私たち日本人でも知らないような
深い世界感を味わっていただけてよかった〜〜
ああ、なんてラッキーなのでしょう。
さあ、いよいよ薬玉を作る時間。
見本を元に、
紐を結び、小菊をカットしてオアシスに刺し、
菖蒲の葉を垂らし、榊、または南天の葉をトップに飾って完成。
それぞれ、好きな色で、自分のセンスで作り上げます。
紐を結ぶのが難しかったなぁ・・・
私は、白とピンク、ケイコさんは黄色と白。
ピエールさんとまろさんは、白菊の薬玉。
私以外の3人は、お茶をやっているので、紐を結ぶのも上手です。
なんとか、無事完成した後は、
お楽しみのティータイムです。
今日のドリンクは、さっぱりとしてほのかに甘いスイカズラとミントのお水。
お菓子は、山査子と棗。なんて美味しいのでしょう。
これで、ますます長寿、間違いなし!
明日は、先生のスタジオでもう一つ薬玉を作ります。
先月作った仏様も焼き上がっているかしら・・・
楽しみに胸を膨らませて、おやすみなさーい。