Riezm Academy

こんな雪の日に・・・

こんな雪の日に・・・

みなさ〜ん、

確定申告進んでいますか〜?

今日のセッションは2人だけだったので、DVDを見て心の勉強したり、お家仕事を進めておりました。

本当は、確定申告のほうを進めなきゃならないのに、

気にかかるのは、あの子のこと。

 

こんな雪の日に、手袋もせず、汚れた黒い手のまま、道端に座っていたあの子のことです。

夏に見かけたときは、結構太っていて元気そうだったのに、

秋に見かけた時は、驚くほど老けてました。

ハルカとそう年も変わらない女の子のホームレスさんです。

その子のあまりの変貌ぶりに、ショックを受けた私は、思わずその場を立ち去ってしまいました。

いつものコーヒーとマフィンを買ってあげることすらできなかったのです。

 

でも、私の心は夏にレモネードを買ってあげた時の、あの子のサンキューという可愛い声と笑顔を覚えていました。

だから、こんな雪の日に、暗い目をしてうずくまっていた彼女に、

暖かいラテと熱々のフォカッチャを渡すことができたんです。

 

うずくまった彼女は、私の目を見ないまま、変わらぬ可愛い声でサンキューと言いました。

思わず、Give me smile!私は叫んでいました。

すると・・・・

天使のような笑顔で笑ってくれたんです。

救われました。

 

その後、あの子に似合いそうな、ピンクか白の暖かい手袋を買いに行ったのだけど、

あの子に似合う手袋はありません。

 

そうだ!

じゃあ、年頃の女の子がはくような新しい下着を買ってあげよう!

でも、探したけれど、あの子に似合うものはありませんでした。

 

私にとってのこだわりは、

あの子に似合うものなんです。

あの笑顔と声に似合うもの。

 

いつも同じところに居るわけではないので、

また、会えるかどうかわからないけれど、

実は今、私はすごいことを思いついています。

 

そのすごいアイデアに彼女が賛同してくれるかどうか、

わからないけれど、

彼女がそんなコミュニケーションを取れるかどうか、

わからないけれど、

提案してみようと思っています。

 

今日一日、そんな事ばかり考えているから、

確定申告も進まないわけです。