<目的=このコーチングを通して達成したいこと>
「パフォーマンスを上げるための時間管理」
<背景>
今後、自分が世界で戦っていくために、現在の研究室で少しでも力をつけたいが、仕事のクオリティが低すぎるのが悩み。
しかしすでに毎日疲れ切っており、体も心もボロボロで、今までとはまったく別の方向から取り組む必要があると感じていた。
青木さんのお話を伺って…自分の中で6月11日までの目標を設定。
※3か月のコーチングを通してパフォーマンスが上がるようになればいいとは思っているが、今はあえてロードマップみたいに明確な目標や工程は設定していない。というか立てられなかったといったほうがいいかもしれない。(何故だかは落とし込めなかった)
<目標>
1. ONとOFFの明確化
2. 余計なものを捨て、必要なものだけを取る
まずONとOFFがこれまで行えていなかったので、重点を置いていく。
と考え、以下の3点を6月11日までの目標とした。
・時間⇒1日数時間自分の時間をとること。
・身体⇒常に2割の余力を残すこと。
・精神⇒常に心の余裕を持つこと。
※心も身体も絶不調だったので、まずはその修復と、最低限キープすべき状態の保持をこれまでに行った。
パフォーマンスをできる足場作りみたいなものである。(以前は無理をしすぎて活動停止がしばしばあったので)
<実施方法>
・時間⇒ほとんど毎日誰かと会うもしくは電話をして整理する時間を作った。天外伺朗さんの本を2冊読んだ。
・身体⇒ストレッチを出来る限り多く行った。ボロボロになる前に整体に行った。
・精神⇒天外伺朗さんの影響により、ちょっとずつ瞑想を始めてみた。そんなにうまくはいかないが。
<結果>
ONとOFFの実施より、心身共に潰さず、コンスタントには頑張ることができたが、以前の無理をしすぎてたころよりパフォーマンスは下がった。
(多分長い目で見れば、潰れないだけトータルでパフォーマンスは上がると考えられる。)
⇒しかしながら結果として、理想と考えられるパフォーマンスとはほど遠い(=クオリティの担保ができていない)と痛感した。
<考察>
クオリティが上がらないのは、ONとOFFが本質的な理由ではない。
⇒クオリティが上がらない理由を次に示す。
研究に対して、余計なものを省き、本質的な部分をかぎ分けることができていない。
(2. 余計なものを捨て、必要なものだけを取る、ができていない。例えば研究のポイントに対して深くまで考えきれていないこととか。)
ここで、現在抱える問題は能力というよりも、「意識」にあると考えている。
辛いことでも逃げずに物事を1つずつ明確にして、与えられた条件の中で正しい判断を素早く行うように努める。
その意識がないからプラスαのクオリティが出せず、ただ作業をするだけの人に成り下がってしまっている。
このことを強く強く意識することが今後の課題となるだろう。
<今後のアクションプラン>
ONとOFFの線引きは今後も続行。
意識改革は大変難しいため、手始めに自分の行動に対して毎回チェックできるシートを作成する。
今後は、常にこれを見て、刷り込ませることで、無意識レベルまで落とし込めるように目指す。
次回までにチェックシートを導入する前と後でどれほど変わるのかなどについて述べられたらいいと思う。
(ベンジャミンフランクリンだって毎日13か条をチェックしていたわけだし、温故知新ってやつですね!!)
<理恵さんへ>
意識できる環境づくりなど、何かしらのいいアイディアがありましたら、教えてほしいです。
またチェックするのがつらくなりそうなので、そのときにどうすれば逃げ出さずに立ち向かえるかも聞いてみたいです。
(もちろん、自分で乗り越えなきゃいけないことはわかっているのですが、聞いてみたくなってしまいました。)
やまゆうさん
最初の電話セッションでは、元気そうな声でしたが、あれから2週間は、体も心もボロボロで疲れきっていたのですね。
そんな絶不調の中、考え抜いた結果、クオリティが上がらない理由が『意識』にあるということまで、掘り当てました。
お見事です!
では、では私の出番です。
電話セッションでは、やまゆうさんには、時間と心の「ゆとり」がないように感じられました。また、どこか焦っているようにも思われて、ONとOFFを明確にするようリクエストました。
レポートにも書いてくれていたけど、
※心も身体も絶不調だったので、まずはその修復と、最低限キープすべき状態の保持をこれまでに行った。
パフォーマンスをできる足場作りみたいなものである。(以前は無理をしすぎて活動停止がしばしばあったので)
これは、GOOD!!! 花マルです。これからパフォーマンスを上げるための基本中の基本だから、常に意識して、キープすること。でも、すぐには結果は出ないので、焦らないこと。実験と同じかな? やまゆうさんの傾向として、理想が高く、自分へのハードルも高いところがちょっとある。優秀な人にはよくある傾向です。でも、高すぎるハードルを越え続けることは苦しいし、そのために余裕がなくなり、視野も狭くなってしまうというデメリットもあります。
例えば、⇒しかしながら結果として、理想と考えられるパフォーマンスとはほど遠い(=クオリティの担保ができていない)と痛感した。こんな文章からも感じられます。頭ではわかっているようだけど、たった2週間で理想にが〜んと近づくのは難しい。 長いスタンスで物事をとらえられるようになろうね。
ところで、レポートの<考察>のクオリティが上がらない理由を上げていましたが、ここは大切なポイントだと感じました。
今現在、例えば研究のポイントに対して深く考え切れていないこと が上がっていますが、他にもありますか?次回までに、ぜひ、ここを掘ってみてください。そして、それぞれのポイントについて、しっかり向かって考えて自問自答してみて!ここでは逃げてはいけません。
例えば、「どうやって研究のクオリティを上げるのか? サポートしてくれる人、物、情報はないか。 クオリティの高い人はどのように考え、何を選び、実行しているのか。自分の行動を阻むものは何か? 何が邪魔をしていて先に進めないのか?逆に、何があれば先に進めるのか?メンタル面、自分のスキル、人間関係を含め、360度ぐるりと観察して、今から取り入れられそうなことを発表してください。それがきっと冒頭の 「研究室で少しでも力をつけること」につながりそうな気がします。
最後にチェックシートについて。
寝る前に、『明日一日をよい日にするために(結果だけでなく、気持ちの良い日)、
・何をするか
・何をやめるか
・明日一日をよい日にするためには、どのように考えたらいいか
を書いて、それを実行している自分をイメージし、ぐっすり眠ります。朝目覚めたら、もう1度メモをみて確認します。その日を終えたら、採点とメッセージ書きです。大切な親友に送るメッセージのような気持ちで、愛情と心を込めてください。それは、甘い点数をつけるというのとは意味が違います。
またチェックするのがつらくなりそうなので、そのときにどうすれば逃げ出さずに立ち向かえるかも聞いてみたいです。
(もちろん、自分で乗り越えなきゃいけないことはわかっているのですが、聞いてみたくなってしまいました。)
ほれほれ、また自分に厳しいよ〜。 厳しすぎると逃げ出したくなるし、そんな弱い自分が嫌いになります。だからね!まずは、絶対に越えられる心地よく超えられる高さのハードルを設定してください。もっと、自分を大切にしましょう。
では、2週間後の報告、楽しみにしていますね。 梅雨時は体調を壊しやすいから気をつけてね。 自己管理、大切です☆