昨日はNY時代の友人と北鎌倉の東慶寺前の茶寮松ヶ岡で、しっとりとお食事。
その後お気に入りのケーキ屋さんアルブージュでいつものモンブランと黄な粉と黒蜜のロールケーキを買って我が家へ向かいました。
松ヶ岡では、器と京野菜で作られたお料理が美しく、なによりも店主の上品なおばあちゃまと奥様が、本当に素敵で感じがよいのです。
「お席は椅子席とお座敷とどちらになさいますか?こちらは、お庭の眺めがようございます」
「お茶はございますか?熱いのに差し替えましょうね。どうぞ、ご飯(まつたけご飯)も少なめに持ってありますから、おかわりしてくださいね」ささっと手を出してくださるので思わずおかわりしてしまいます」
古民家のような落ち着いた佇まいにお香の香りも格調高く、季節の野の花も大きな花瓶に見事に生けられています。
そんな空間で控えめにくるくると気を配るお店の方々。
あんな風に働きながら年を取りたいと思わず見とれてしまいます。
贅沢気分で次に向かうのは、鎌倉街道からちょっと横道に入った焼き菓子工房です。
可愛いお姉さんが一人で作って一人で売っています。
始めて買って以来、そのおいしさと頑張っているお姉さんを応援しています。
一度食べると、デパートで売っている工場で作られた高級ケーキが味気ないと思われるほど、心のこもったおいしさです。
友人とは、帰国後のお互いの仕事のことで話が尽きませんでした。
彼女は、アメリカの大学でESLの先生の資格をとり、現在都内の会社や英語学校でTOEFLを専門に教えています。
今や、仕事で忙殺されそうなほどの人気です。
40代を過ぎたらパートしかないって皆言うけれど、この就職難でもやれる人はやるんだな〜と感心しました。
あっという間に時間は過ぎ、私はその夜行われるコーチングM’sの勉強会に後楽園へと向かうのでした。 (続)