月曜日は、ハルカのインターン先のジャパニーズ・ギャラリーのメンバーが遊びに来てくれました。
カメラマンのアズサさん、キュレーター志望のサトコさん、自分のギャラリーを持つことが夢のマルタは、日本語がとても上手なポーランド人です。
みんな大きな夢を持って、自立して働いています。
縁あって採用されたギャラリーの仕事を一生懸命やっています。
大輪のアジサイの花と美味しいワインを持って来てくれました。
毎日生活していくだけでも大変だろうに、そんな心使いが身にしみます。
その夜は、リクエストに答え、肉じゃがやかぼちゃの煮つけなどおふくろの味の数々を作りました。
「おいしい、おいしい」と頬張る彼女たち!
よかった。
故郷の味を思い出して、また頑張れるかしら・・・
そして昨日は、ハルカと一緒にロイヤルアカデミーのサマー・エキシビジョンへ行きました。
ロイヤル・アカデミー卒業生の絵や彫刻が展示された広い会場には、価格の書かれたカタログを手に多くのお客様で賑わっていました。
売れた作品には、すでにオレンジ色の丸いシールが貼られています。
版画などには、シールがゾロッと貼られ、sold outになっている作品もあります。
一方、シールの貼られていない、巨大な作品や多分売れないだろうな〜と思われるものもあります。
「自分の作品が売れなかったらさびしいよね〜」
ついつい、若い作者の気持を考えてしまうのでした。
でも、こういった現実の中で、人は成長していくのでしょうね。
今日、ハルカは、カムデンタウンで行われるジャパニーズ・ギャラリーのサヤカさんのロックコンサートに行くそうです。
学校の先生をしながらギャラリーに務める彼女は、バンドでベースも弾くそうです。
ロンドンで活躍する若い人たち!
魅力いっぱいです。