Riezm Academy

「コーチの為の交流分析」のセミナーに行って来ました。

斉藤正明氏の交流分析のセミナーに行って来ました。
コーチングを深めていく為には、自分自身を知ること、そして相手を知ることが大切です。この日は、心理状態を正確にするための興味深い話を沢山聴くことが出来ました。その中でもピアノ教師として「これは使える!」と思ったのは人生脚本のメカニズムです。人の人生は3歳までで決まるとよく言われます。
親に頼らなければ生きていけない幼児は、親の態度と言葉をもとに自分の脚本を描いていきます。

なぜ自分はよく失敗する・ダメなのか・・・

それは、幼少期に失敗を親に責められる。
       ↓
「自分はダメな子だ」と決定する。(人生脚本の形成)
       ↓
その脚本に従い「失敗する人」になる。

このような脚本を元にさまざまな出会いがあり、反面教師も含め人は変わっていくと思います。
私達に出来ることは、せめて週1回のレッスンで、潜在意識を少しでもポジティブに持っていってあげること。
個人レッスンだからこそ、じっくり付き合い、プラスの栄養をたっぷり注いで上げる事ができるのではないのかと思いました。
それは、優しくするということだけではありません。
厳しく言う事や叱ることがあっても、子供の言葉や態度の裏面まで読み取り認めてあげる働きかけが必要だと思います。

今、ピアノ指導の技術は最高レベルまで進んでいます。
それは、近年の日本人ピアニストの国際的な活躍を見ても証明されています。
これからは「豊かな心と豊かな音楽」の時代。
ピアノレスナーを豊かにする為には、技術志向では危険だと思われます。指導者にも親にも心の勉強がもっと必要!
家庭やレッスンでの環境が整ってこそ、効率よくレッスンも進むはずです。
その為には、心を知ってこそ、教える技術も活きる!そんなお話をわかりやすくしていきたい・広められたらいいな〜と思う気持ちが沸いて来ています。