Riezm Academy

目をそらさずに向き合うということ

目をそらさずに向き合うということ

今朝のルーフトップ。遠くにハドソンリバーの向こうのNJの緑が見えます。

今朝は6時に、ジューサーに今朝のフルーツジュース(リンゴ、ブルーベリー、甘酒、豆乳、レモン)を準備してから、ルーフトップへ。

リンパマッサージと瞑想、朝の読書をしました。

ジュースを飲んで、7時からセッション。

快調に進めています。

でも、ここのところ、重いテーマが続いています。

状況は色々だけど、「本当の自分の思いから目をそらさず、相手に向かいあうこと」を人生のテーマとして迎えられている方が多いのです。

不思議ですね〜

こういうタイミングで、ちゃんと学びの場が用意されているのです。

昨夜の小さな種とつぼみコンクール審査員要請講座のクラスのテーマは「アサーティブネス」でした。

参加者の皆さんと、「誠実に、率直に、対等にそして100%の自己責任で言うことの大切さ」を話し合いました。

活発な意見交換から学んだことを、すぐに日常や仕事で役立てて実践できる私は幸せです。

 

自分の中のネガティブな思い・・・不安、恐れ、苛立ち、不信感、悲しみ、困惑、理不尽な思い、などなど。

多くの人は、それを現したら、相手を傷つけてしまう、また、きっと自分も傷ついてしまうだろう・・・と思っているので、隠したり、曖昧にしてしまいます。

すると、最初は小さな点だったネガティブな思いは、解消されないまま無意識に刷り込まれ、どんどん巨大化していきます。

すると、私たちは、モンスター化した妄想の方を事実だと思い込んでしまいます。

モンスターの妄想は、私たちの心を支配し、容赦なく暴れまわるので、私たちを苦しめます。

さらに、苦しみの中でもがき続けると、だんだん本当の自分の気持ちもわからなくなっていきます。

 

今、書きながら、こういうことって私にもあるな〜と思い出しています。

また、どんなにすばらしい先生も、偉人賢人も、人間である限り、思い込んでいたり、勘違いすることはあります。

(昔は、そこに気がつかずに失望することがよくありました)

 

さて、そこから先が肝心。

 

「自分の事実」がいかに「現実」と違っていたか、

それは、そう見えていたのは、自分の心の目が歪んでいたから・・・・と気づいた時、

そんな自分を否定したり、

そこから逃げたりせず、

また、そうさせたのは世間や相手だと他人のせいにしないで、

 

「ああ、そうだったのかもしれないな」

「絶対に正しいと思っていたけれど、もしかしたら違っていたのかな・・?」と、ふっとやわらかく受け止めてみます。

自分と向き合う瞬間です。

 

それができた時、不思議なことが起きます。

相手や自分を責め続け、苦しめていた矢が溶けていくんです。

 

さらに、受け止めてで終わりにしないで、新たな関係を築くための一歩を踏み出すと、さらに変化が起こります。

自分からアプローチすることは、言いにくいし、怖いし、痛いけど、

モクモク曇っていたところを突き抜けて、相手のハートと自分のハートをつなぐ大切な一歩。

 

さあ、勇気を出して!

真実を確かめ合おう!

 

誤解は溶け、真の和解による癒しが起きて、モクモクが消えていきます。

 

そこには雲ひとつない青空が広がっています。

 

そしてまたひとつ、私たちは強い人間になれるのです。

 

私もそんな強い人を目指して、苦しみに囚われない心を強くするトレーニングに日々励んでいます。